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箕浦 敬子

箕浦敬子のかな 千年のうつろい

2024年7月12日〜7月21日

ある時、一冊の古筆に出会い、かなの奥深さを知りました。
悲しくも、埋もれていく寡黙な平安時代の仮名文字を、現代でも、もっと見られるようにし、そして、一千年後も見てもらえるように美しくアレンジしたい。
そこに生涯を捧げていきたいと思い、日々、筆を運んでいます。
仮名が本当によみがえる時を……

箕浦 敬子

Exhibition

展示風景

ある時、一冊の古筆に出会い、かなの奥深さを知りました。
悲しくも、埋もれていく寡黙な平安時代の仮名文字を、現代でも、もっと見られるようにし、そして、一千年後も見てもらえるように美しくアレンジしたい。
そこに生涯を捧げていきたいと思い、日々、筆を運んでいます。
仮名が本当によみがえる時を……

箕浦 敬子

NHK 大河ドラマ「光る君へ」で かなのエレガントな美しさに驚きましたね。
もうずいぶん前から 日本の書家がアートのような文字を書き流行る中、箕浦敬子のかな文字を見た時、心の底から探していたモノ 待っていたモノに出会えたようで嬉しかったです。
やっと見つけた。と思いました。
彼女は3歳の時から書を始め 書聖の生まれ変わりと言われたそうです。
本展では平安時代の古筆「升色紙」伝藤原行成の仮名を 彼女は光と風を纏いながら書きました。
紫式部のように 清少納言のように 日本女性のたおやかさを 今展の和紙の上のかな文字から感じていただけたら……。

青野恵子

Keiko Minoura

箕浦 敬子

1972 愛知県生 東京都在住
1975 書を始める
2015 個展 「墨のことばたち」(可喜庵ギャラリー)
2017 個展 「花に書く」(渋谷・ギャラリー)
2019 揮毫 大本山 護国寺53世 貫主名
2020 古筆 平安時代「枡色紙」の研究.制作を始める
2021 個展「陰影礼賛」(銀座・ひのつみ画廊) 
2021 発表 透ける・揺れる・触れる
   「KANA SEE THROUGH」古筆作品
2023 個展 「特別展 東福寺を旅する」 (東京国立博物館 応挙館/かな初展示)
2024 個展「箕浦敬子のかな 千年のうつろい」(銀座一穂堂)

《所蔵先》
小堀遠州流家元
大本山護国寺
國學院大學
サウジアラビア皇室
㈱不二家

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