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松原賢

松原賢展 -日月空海-

2020年7月2日〜7月11日

Exhibition

展示風景

空海、開眼の地 室戸岬の取材で御厨人窟から観た
空と海だけの単一な世界が、様々な画興を生み出してくれます。

松原 賢

「賢さん、おはよう。」と晩年の林屋晴三氏の一日は 松原賢へのモーニングコールで始まったと言う。
その林屋氏に " 空海 " というお題を与えられ、松原はすぐ高知・室戸岬の御厨人窟を訪れ、空海が見たであろう空と海、太陽と月をみごとに描き上げた。
2019 年 10 月、Ippodo New York が13 年目の再出発を アッパーイースト 67th street のギャラリーの杮落としに 松原賢のその渾身の「日月空海図」を発表。
訪れた人々は日本人の精神、日本の文化に触れ 酔いしれた。
その半年後のコロナショック。世界が大きく変わる中、銀座一穂堂の渾身の企画。
凱旋展として 松原賢氏に銀座で拍手と感謝を贈りたいと 思っています。
是非、日本の原風景空海の世界をご覧いただきたいです。

青野 惠子

松原賢

Ken Matsubara

松原賢

略歴
1948 富山県上市町生まれ
1973 独立美術(東京都美術館)
1976 井上三綱に師事
1977 第一美術展 第一美術賞(東京都美術館)
1987 上野の森美術館絵画大賞展 特別優秀賞受賞(上野の森美術館)
1990 「次代をになう作家展」(箱根彫刻の森美術館)
1991 「’91富山の美術」(富山県立近代美術館)
2001 「栃木県美術の二十世紀II 千年の扉」(栃木県立美術館)
2006 「松原 賢展」(エスパス・ベルタン・ポワレ ギャラリー/パリ・フランス、TKW20ギャラリー/ケルン・ドイツ)
2008 「松原 賢 -生々流転」(主催・富山近代美術館/富山県)
2015 個展「景」(銀座一穂堂)
2016 個展「A Solo Exhibition of Japanese Painter Ken Matsubara -Distillation- 」(Ippodo New York)
2019 個展「松原 賢 -日 月 空 海 図-」(和光ホール)
Ippodo New York 67st こけら落とし「KUKAI - Sun and Moon -」
フィラデルフィア美術館 襖絵「日月空海図」収蔵
2020 個展「日月空海」(銀座一穂堂)
2021 個展「松原賢『藤』を描く」(銀座一穂堂)
2022 個展「Chaos to the Cosmos」(Ippodo Gallery New York)
   ミネアポリス美術館 屏風「カオス」収蔵
その他、全国各地で個展、グループ展等、多数

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