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藤堂

藤堂 - 東京瓦礫 -

2023年8月25日〜9月3日

Exhibition

展示風景

東京の街がつぶされている。
大きなビルも有名な建物もいつの間にかフェンスの中でつぶれてしまっている。
思い出や人々の時を刻んだ瓦礫。
藤堂はその瓦礫に積層ガラスをはさむ。
ガラスをはさみ込んだ藤堂の彫刻は その地の物語を浮かばせる。 人々の営みも 刻んだ時間も……。
「場所の固有性」をテーマに制作を続けるアーティスト・藤堂。
彼は1969 年東京生まれ。 97年に多摩美術大学大学院彫刻専攻を修了後、デュッセルドルフ芸術大学で学び、2003 年にダニエル・ビュレン教授よりマイスターシューラー(M.A.)を取得。
人間の歴史を物語る「瓦礫」や「本」を素材とした作品で知られている。
今回一穂堂では、ホテルオークラ東京、神宮プール、多摩ニュータウン団地等の 建築解体時に出た瓦礫を素材に制作した作品10数点で構成するインスタレーションを 中心に藤堂の世界を紹介します。

青野恵子

Todo

藤堂

1969 東京生まれ宇和島市育ち
1997 多摩美術大学大学院彫刻専攻修了
1999 国立デュッセルドルフ芸術大学入学(ドイツ)
2003 ダニエル・ビュレン教授よりマイスターシューラー取得
2015 「資本空間 - 50 Säulen」ギャラリーαM(東京)
2017 「詩情の森」(グループ展)KAAT神奈川芸術劇場
2017 「2Dプリンターズ」(グループ展)栃木県立美術館
2017 「バウ/バウ」LOKO GALLERY(東京)
2020 「筑豊ボタ」アートフロントギャラリー(東京)
2022 「On-site works_KUON 」KUON Flagship Store (東京)
2022 「さてもさても小さきものは…」銀座一穂堂
2022 「越後妻有 大地の芸術祭」(新潟県十日町市)
2023 「キオクハトキカ」(グループ展)MA2ギャラリー(東京)

主なコレクション・コミッションワーク
うらわ美術館
RAG Deutsche Steinkohle AG (ドイツ)
パレスホテル東京
ザ・リッツ・カールトン天津
フォーシーズンズホテル京都
星野や軽井沢

藤堂について見る