10ヶ月前まで、世界中を縦横無尽に飛行機が行き交い どこの国へも簡単に行けて 地球は小さな星と思っていました。青い星 地球に住む生物の中で人間は古くから絵を描き、美しいモノを創って来ました。
コロナ禍で不自由な中、私たちは大切な人やモノやコトが見えて来ました。科学技術が発達した世界の中で芸術が大切であることを、音楽と共に美術工芸は世界の共通言語であることを知りました。
一穂堂はこの度 海外から美術工芸作品を一同に集め「Come Across the Sea 海を越えて……」を企画しました。イギリス、イタリア、ドイツ、アメリカなどで学び、創作する日本人アーティストの作品を中心に、Ippodo New Yorkと関わって来た海外のアーティストの魅力的な作品が並びます。
それぞれの国の特長やアイデンティティを持ちながら 芸術は世界共通の言葉のように訴えて来ます。世界を旅する事がままならない今、銀座でアートの旅をお楽しみいただけたら幸いです。
一穂堂 青野 惠子
出展アーティスト
高樋一人(立体)|奥村信之(彫刻)|大塚茂吉(立体)|大木泉(ガラス)|Merete Rasmussen(立体)|Laura de Santillana(ガラス)|ハルオ・ミヤウチ(油画)|Todd Williamson(平面)|Lis Sloan(平面)|Michele Flammia(フレスコ画)|本田孝一(アラビア書道)|寺田琳(平面)|Kwon JeongChan(平面)