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Ohi Chozaemon XI

十一代 大樋長左衛門

1958年石川県金沢市生まれ、同地在住。
大樋焼は350年以上の歴史をもつ。だから大樋年雄の仕事は伝統を踏まえた仕事である。しかし問題は、伝統をどのように捉え、今日化するかということである。彼は、伝統の現代化を旅を通じて行おうとしている。見知らぬ土地で、多くの人と出会いながら行う現地でのワークショップと自分の制作を一つものとして捉えることで、制作を共有し、技法を伝え、伝統を開こうとする。
(金沢21世紀美術館企画展 「工芸未来派」より)

1958年
十代大樋長左衛門の長男として金沢に生まれる
1981年
玉川大学文学部芸術学科卒業
1984年
ボストン大学大学院修士課程修了 (M.F.A.)
1998年
月心寺(金沢)にて得度。得度名「大玄雄月」上座
2007年
裏千家坐忘斎御家元より茶名「宗炎」拝受
2016年
十一代 大樋長左衛門襲名
2017年
文化庁長官アドバイザリーメンバー

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