今ごろは 東京オリンピック2020が開催されていたのに……。
国立競技場でアスリート達が戦うように、日本の若手アーティスト達は日々研鑽し、情熱を込めて 創作しています。
この度 オリンピックと同時期に 一穂堂が選んだ 若くて才能のあるアーティスト13人の競演「工芸の潮流展」を催します。
コロナウイルスで世界が怯え、地球上の歴史が塗り替えられる今、日本の文化芸術はどこへ向かうのでしょう。
絶える事なく未来に繋がなくてはなりません。
日本人が作り出す工芸は、伝統に現代の科学やテクノロジーを加えながら、その美は流行ではなく 自然観や死生観をベースに、普遍的で地球にやさしいモノであって欲しいと 私は思っています。
新しい工芸の波が 押し寄せています。13人の美と技の競演を応援していただきたいのです。
一穂堂 青野 惠子
出展アーティスト
有永浩太|池田晃将|泉田之也|木野智史|坂井直樹
鈴木祥太|高樋一人|竹内瑠璃|塚田美登里|鞆岡隆史
中野大輔|新里明士|藤澤秀行