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古谷 宣幸

古谷宣幸展 「幸福の黄色い天目茶盌」

2025年4月4日(金)〜4月13日(日)

Exhibition

展示風景

この度 銀座一穂堂にて2回目の個展をさせていただくことになりました。
形状や釉薬、用途までもが制約の多い天目茶盌に、
この先何を表現できるのか いつも考えていました。
今展のテーマは幸福の黄色。古代中国でも黄色は
高貴な色とされ、こっくりとした黄釉は素朴ながらも抹茶の
グリーンを抜群に引き立ててくれます。他にも黄金の天目や
灰被など、天目の更なる可能性に向き合う機会を頂きました。
ご高覧いただけますと幸いです。


古谷 宣幸

18 歳の頃、大阪の東洋陶磁美術館の国宝・油滴天目を見てからずっと天目茶盌に取り組んだ古谷宣幸は、2、3 年前から黄釉の茶盌を作り出した。
今回はかつて豊臣秀吉が醍醐寺に贈った金の天目茶盌を意識した
茶盌をはじめ、彼の挑戦を感じる。
世界が混沌としている中、幸福の黄色い茶盌に触れていただきたい。


一穂堂 青野 惠子

Noriyuki Furutani

古谷 宣幸

1984 滋賀県信楽生まれ
2005 京都嵯峨芸術大学短期大学部陶芸コース卒業
2007
中里隆氏に師事
Anderson Ranch Arts Center(アメリカ コロラド州)にて作陶
滋賀県立陶芸の森レジデンスアーティスト
2008
デンマーク スケルツコーにて作陶
2009
岐阜県土岐市 花ノ木窯にて作陶
2015
Anderson Ranch Arts Center(アメリカ コロラド州)ゲストアーティスト
2020
穴窯築窯
現在、信楽にて作陶

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