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杉本 貞光

杉本玄覚貞光 - 不易 -

2023年12月7日〜12月16日

Exhibition

展示風景

作陶五十余年。立花大亀老師により禅の思想わびさびを三十五年間教授 わびさびという深大な世界に魅了され歩んで参りました。

その思想を忘れない中、新しい変化を 取り入れていくこと、それはまた新味を求めて変化を重ねて行く流行性こそ不易( 変わらない ) の本質であると禅の教えがあります。
より不易を象る陶芸が数十年数百年を経ても美しさを滲ませているのであればと私自身作陶に向かっております。

杉本玄覚貞光

紅葉の秋11月、京都野村美術館で2年に1度の展覧会が催され 大勢のファンが国内外から押し寄せた。

戒名・玄覚は戒師・建仁寺小堀泰厳館長が 杉本の陶を見て 玄人の感覚をを持つと誉め与えたと聞く。
古陶に勝る信楽、伊賀、楽、高麗、青磁など 野村美術館に展示された秀作が一穂堂に届いた。

青野恵子

Sadamitsu Sugimoto

杉本 貞光

略歴
1935年 東京に生まれる
1968年 信楽山中に穴窯築窯
1974年 沖縄海洋博にレリーフ制作
1979年 大徳寺・如意庵にて個展裏千家にて個展
1998年 香雪美術館にて信楽展出品
1991年 ニューヨーク・ロックフェラーセンター・ギャラリーゼロにてアメリカ初個展
1992年 吉兆・湯木美術館(大阪)に作品が収蔵される
1993年 ミュンヘン・ギャラリーフレッドハーンスタジオにてドイツ初個展
1994年 エール大学美術館(アメリカ)に作品が収蔵される
2002年 台湾台北佛光美術館にて中日韓国際陶芸展招待出品
    韓国利川世界陶芸センターにて国際陶磁ワークショップ招待出品
2003年 韓国霊岩陶器文化センターにて作品が収蔵
    東京庭園美術館「現代日本の陶芸・受容と発信」に出品
2005年 滋賀県立陶芸の森陶芸館に作品が収蔵される
2008年 クラーク日本美術・文化研究センター館(アメリカ)に作品収蔵
2011年 蕎麦、伊羅保、制作完成野村美術館(京都)にて個展
2012年 ロサンゼルス・カウンティ美術館日本館(アメリカ)にて作品が展示される
    フランクロイド・ギャラリーにて個展
2013年 野村美術館(京都)にて個展
2014年 阪急うめだ本店にて個展

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