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斎藤 正光

名工の竹籠

2024年10月18日〜10月27日

Exhibition

展示風景

古事記や竹取物語にも記されているように 日本には美しい竹林が点在しています。
我が国では古くから竹カゴは身近な道具として使われてきましたが、江戸時代には 美術品としても扱われるようになりました。
明治時代 ヨーロッパの万博で脚光を浴びた日本の竹工芸。
道具から始まり、その時代の職人の教養と技と美意識が交錯した見事な美術工芸品と なり、海外ではその賛辞と共に今もその人気は続いています。
斎藤正光氏は世界屈指の竹籠のコレクターとしてメトロポリタン美術館やパリの ケ・ブランリ美術館での竹籠展に協力監修し、それらのBamboo ARTは世界で 話題になりました。
その彼のもとには飯塚琅玕斎をはじめ 竹籠の名品が集まってきます。
今回一穂堂倶楽部では、とびきりの竹籠35点が並びます。

一穂堂

Masamitsu Saito

斎藤 正光

竹工芸収集家。
竹工芸作品のコレクションを行なう一方、飯塚琅玕齋やロイド・コッツェン・コレクション展など、竹工芸の展覧会のプロモーションやコーディネート、また内外の美術館への竹工芸作品の提案、コレクターへのアドバイスなどを行なう。NHK「美の壺」の「竹籠」編や、多数の出版物の企画にも携わっている。

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